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ROAD OF MAJOR

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07/08/01
わたしがハマラジャを見たのは、
19の健治が好きだったから。
けんじがレギュラーだったから。
でも、気付けばわたしはROMに夢中だった。

中学2年の8月28日だったかな。
ROMの大切なものが新星堂で発売された。
わたしの住んでる街には新星堂が無くて、
一番近い新星堂まで電車で買いに行った。
少しでも力になりたくて、
大切なもののCDを、2枚買った。
あの頃のわたしには大きな出費だった。
学校でも大切なもの、ROMの話をしまくった。
でも、ハマラジャなんて誰も見てなくて、
みんなに何それって言われてた。
お昼の放送で、大切なものをかけた。
あのころ、わたしはROMに必死だった。
だいすきだった。
結果が出る日は、一日中そわそわしてた。
インターネットでひたすら速報を待った。
16位って見たときは、本当に嬉しかった。
ROMがテレビに出るのが、何よりも楽しみで、
録画したテープがボロボロになるくらい見た。
夢中だった、すきだった、だいすきだった。

あれから何度目の夏かなあ。
あの頃ほどの情熱は気付けばもうなくて、
でも今も胸をぎゅってつかまれる、
たくさんの名曲がROMにはあった。
日付のない日記、足跡、月の葉書、僕らの夜明け前、

大切なもの。

ぜんぶ、忘れることは無い。
わたしの中学時代を、楽しくしてくれた。
夢中になることを教えてくれた。

ROMに出会えてよかった。
まっちゃん、けんちゃん、のぶ、あっくん。
みんなに、であえてよかった。

ポップジャムで、10年後も同じメンバーでやってるか、
という質問で、○をあげるまっちゃんが嬉しかった。
このメンバーでやってきたいって言うまっちゃんが嬉しかった。
「松ちゃんが結婚してROMを卒業するから」って言って、
×をあげるあっくんが楽しかった。
ROMは結婚したら卒業制って笑いながら未来を語る、
あの空気がうれしかった。

10年は無理だったけど、
たくさんの嬉しいをわたしはもらった。
ありがとう。




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